鹿児島に来る前は、、、こんな婚活でした。
2年前俺は幸せだった。
今、不幸だとは思わないが、間違いなく今より幸せだった。
このまま順調に行けば結婚するはずの彼女がいた。
特にこれといって疑うことも不安になることもなかった。
しかし3年目、彼女は突然別れを告げた。
他に好きな男が出来たと。
俺はそのとき頭の中が真っ白になった。
「何故」と聞き返すことしか出来ず、
ただ聞いてるだけで、泣くこともなければしつこく問いただすことも出来なかった。
多分男のプライドがそうすることを許さなかったのだろう。
俺はあのあと猛烈に後悔した。
何故もっとあいつを引き止めなかったんだろう、
もっと強引に引っ張ればあいつは俺についてきてくれたかもしれないとか、
そんな後悔ばかりで情けなかった。
別れる決定的な事件こそなかったものの、
お互い仕事が忙しくて、
休みも合わずすれ違っていたのは確かだ。
それに加え、俺の決断力のなさが彼女を別の男へと向けてしまったのかもしれないと、
不器用なりに分析し結論を出した。
だから今、出会いのない今、婚活の波に乗って、
あのときの幸せを上回る幸せを手に入れたいと願う。
鹿児島に来てもう2年。
慣れない鹿児島生活も今ではそんなことを振り返ったり考える余裕すら出来てきた。
いつまでも過去を振り返るのは男らしくないが、
多分、失恋したときのダメージは女より男のほうがキツイんじゃないか。
鹿児島芋焼酎片手にふとそんなこと考える。
婚活はきっと俺の未来を変える。
今はそう信じている。
